この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
保育園の送迎は、パパとママのどちらがやっていますか?
僕の周りもそうだし、保育園で見ていても、そのほとんどはママがやっていることが多いと思います。
主夫やってんならともかく、朝は送ることができても、夕方のお迎えはまではさすがに…っていうパパも多いのではないでしょうか?
じつは、両親のいる家庭の約85%は、ママが幼稚園や保育園の送迎をやっているそうです。
我が家の娘は生後6か月から保育園に入園しましたが、その大半(9割以上)の送迎をママが担当してきました。
というのも、正直僕はあまりお迎えが好きじゃないというか、嫌いというか…。
今までは仕事が忙しいなど言ってママに任せていましたが、下の子が産まれ、そうは言ってられなくなり、しぶしぶ残業をやめて10日連続で保育園のお迎えをやってみました。
その結果、いろいろな発見や感じたことがあったので、紹介したいと思います。
保育園の送迎したくないけど、子供の送り迎えしてわかったこと
1、娘に好かれてきたかも
僕は娘にあまり好かれてはいない状態だった。
そんな中で、一番困っていたのが保育園のお迎えだった。
ママが迎えに行けば、なんの問題もない娘だが、パパが迎えにいこうものなら大変。パパが来たことがことがわかった途端、まず床に突っ伏す。
僕が近づこうともピクリとも動かない。先生が言葉巧みに身支度を促しても、微動だにせず突っ伏したまま。おまけに、刺激しすぎるとギャン泣きが始まってしまう。
その嫌がりっぷりから、当然周りの空気は「このパパ、家では虐待してんちゃうか?」って感じなる。
これが、本当に嫌だった。僕をお迎えから遠ざけていた原因でもあった。
しかし、お迎えを始めて2日目までは、いつもの突っ伏しをかまされていたが、3日目からすんなりと僕のもとに駆け寄ってくるようになったのだ。
たぶん、理由はこうだ。他のお友達が、僕のことを認識し始め、抱っこやおんぶをせがむようになってきた。そして、それをみた娘が、「パパがとられる」と思ったのだろう。
その日以降、お迎えにいっても、突っ伏されることはなくなり、他の園児と同じように抱っこをせがむようになったのだ。
2、普段見たことない我が子に会えた
僕はお迎えにいってもすぐに教室の中には入らず、すこし遠目からなかの様子をうかがうようにしている。
当然保育園には、家にはない大きな遊具や絵本、たくさんのお友達がいるわけですよ。そんな中で、娘がどうやって遊んでいるのか、どんな表情をしているかを見るのが楽しくてしかたない。
そこには僕の知らない娘を発見するチャンスがある。
下のクラスのお友達と遊んでいるのを見ると、「兄弟がほしいのかな」って思ったり、一人でピアノをひくのに夢中になっているのをみると、「あれ、モーツァルトの生まれ変わりかも」と思ったりできる。
送りの時は、子供を保育園にあずけてすぐに会社にいってしまうため、なかなかじっくり眺めていることはできない。しかし、お迎えに行くとこんな楽しい時間もつくることができるのだ。
3、先生たちとのコミュニケーションが増えたよ
あまり送迎に行っていなかった僕は、先生とのコミュニケーションは皆無だった。正直担任の先生ですら名前も知らなかった。
でも10日も通えば、人見知りの僕でも、少しは会話ができるようになるわけですよ。
そしたら、娘の普段の様子が聞けるようになったり、子育てのことを相談してみたりできるようになったんですよね。
特に、調理師の先生には、野菜嫌いの子供にうってつけのレシピまでいただいたりした。
たぶん先生たちも、僕のことを不愛想なパパとか、虐待してんじゃないかと思っていたに違いない。でもこうやって話ができるようになって、僕は先生たちのことが少しわかってきたし、それと同じように先生たちにも僕のことをわかってくれたんじゃないかと思う。
コミュニケーションが増えることによって、子供の病気やケガはもちろん、発育で気になるとこなど、親には言いづらいことでも、先生のほうから言ってきてくれるんじゃないかなと思っている。(私の母は保育士をしていたが、自閉症や発達障害だと気づいても、親に言うときと言わないときがあると言っていたので…)
4、夜も子供と一緒に遊べる時間が増えたよ
帰り道に娘を迎えに行き、家に帰る。
帰りがはやくなったので、お風呂に入って、夕食を食べても19時半。寝るまで1時間弱の時間がある。
以前の僕は、ご飯を食べながら片手間に遊んだり、一緒にビデオみたりってことが多かったが、今はママと3人で一緒にテーブルを囲み、会話しながらご飯を食べる。
ご飯を食べたら、一緒に遊んだり、本を読んだりできるようになった。パパがお迎えにいくようになって、家族団らんの時間は確実に増えた。
5、仕事の効率があがった
当然、そんな早くに帰宅できるわけないってパパも多いでしょう。
もちろん僕も最初は絶対に無理だろうと思っていました。
でもやってみると案外できるもんなんですよね。早く帰るためにテキパキと仕事をするようになったし、無駄な時間を作らないよう効率よくこなすようにになりました。
なんか早く帰れないことを仕事を押しつける会社のせいにしたり、自分だけ早く帰ることの後ろめたさを会社のせいにしたりしてたけど、結局は早く帰ろうとしてなかったのって自分だったわけです。
「会社に長く居ることが偉い」っていう古臭い風潮があるのもわかりますし、僕だって仕事が忙しいときがないわけではない。任されている仕事もあるし、書きたい論文だってある(なかなか進まないけど)。
だから僕は、朝はやく出社する生活に変えました。そうすれば、すべて丸く収まっちゃったんですよね。
ま、何が言いたいかというと、忙しい、忙しいと言っててもやろうと思えば工夫してできるんじゃないですか?ってこと。
6、毎日はやっぱり大変
そりゃ、1日おきとかまだしも、これ毎日はやっぱり大変。
会社からの帰り道に保育園があるからまだしも、これ遠回りしなきゃいけなかったりすると毎日は大変。
しかも迎えに行って、すぐに帰れる時もあれば、なかなかお支度してくれないこともあるわけで。
最後に:お迎えはやってよかった
なかには、パパが保育園のお迎えをやりたくない理由として、「無職だと思われたくない」と言っている人が結構いらっしゃるようです(先生談)。
そんな理由なんて、鼻くそやで~。
自分で思ってるほど、周りの人ってだ~れもパパのことなんて見てないし、自営業している人とか、夜勤だからってお迎えしている人もいますから。僕なんて虐待していると思われていたぐらいですからね。
と、いうわけで、全然お迎えしてないよってパパ!この機会にお迎えやってみてはどうですか?
会社との兼ね合いでやりたくてもできない人もいると思いますが、保育園のお迎えやってみるとたくさんの発見や楽しい時間が案外あるもんですよ。