この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
3歳5か月を迎えた娘が、とうとうトイレに一人で行って用を足すことができるようになりました。
子供だけでトイレに行ってくれる!って親としては本当に助かるんですよね。
でも子供にとって、トイレに一人で行くのってハードルが高いもので、教えるのに苦労されている親御さんも多いはず。
そこでこの記事では、僕が娘に行ったトイレトレーニングを紹介したいと思います。
子供(2~4歳)のトイレトレーニング中の人にはぜひ参考にしてみてください。
3歳が一人でトイレに行けるようになるトイトレの準備方法
このトイトレがうまくいくかどうかは、準備で決まる!といってもいいぐらい、トイトレ前の準備が重要です。
すべて安いものなので、しっかりと準備してあげましょう。
- 針金ハンガー
- 百均のフック付きカゴ
- 踏み台
多くの家庭にある備え付けのトイレットペーパーホルダーだと、子供の手では届かない場所に設置してありますので、針金ハンガーと、フック付きのカゴを使って、子供用のペーパーホルダーを作ります。
ちなみに、我が家ではこんな感じに設置しました。
これは、各家庭のホルダーの形状や設置場所に合わせて適当な入れ物を準備してください。
取り付けたら一回分のトイレットペーパーを折りたたんでいれてあげ、子供の手が届くかを確認しておきましょう。
次に踏み台ですが、これも基本的にはなんでもいいと思います。
我が家はこちらを購入して使っています。
この踏み台を購入して思いましたが、便器を囲うような形状の踏み台のほうが、子供は使いやすいように感じます。
階段がついた補助便座も販売されていますが、これは大人が使用するときに絶対に邪魔になるのでやめておいたほうがいいでしょう。(購入後3日でリサイクルショップで売りました)
ここまで準備できていれば、8割ぐらい完成したといってもいいぐらいです。それでは練習を開始していきましょう。
3歳が一人で行くトイトレを練習開始
「一人でトイレに行く」と一言で言っても、細かい行動のつながりよって完成されています。トイレに行くという行動を細分化してみましょう。
- リビングからトイレに行く
- 電気をつける
- トイレの扉を開ける
- トイレの蓋を開ける
- (補助便座をセットする)
- パンツを下す
- 便座に座る
- トイレットペーパーで拭く
- トイレから降りる
- パンツをはく
- 蓋を閉める
- 水を流す
- 扉を閉める
- 電気を消す
- 手を洗う
- リビングに戻ってくる
トイレに一人で行くとは、このように細かい行動がつながっているわけです。このことを「行動連鎖(こうどうれんさ)」と言います。
これを、1番から順番通りに教えていく方法を「順行連鎖化(じゅんこうれんさか)」と呼び、16番から逆に教えていくことを「逆行連鎖化(ぎゃっこうれんさか)」と呼びます。
順行連鎖化:1だけ子供にやらせ、2以降は親がやる。1ができるようになったら、2も子供にやらせる、という風に順序通りに教えていく方法
逆行連鎖化:1から15までは親がやり、16だけ子供にやらせる。16ができるようになったら、14まで親がやり、15、16を子供にやらせるという風に、最後の行程から逆に教えていく方法
基本的にはどちらの方法で教えてもいいのですが、より効果が高いのは、逆から教える逆行連鎖化だと言われています。理由は、子供が成功体験で終わることができるからです。
これは、イルカの調教や犬の訓練でも多く取り入れられていますし、発達障害など療育の現場でも取り入れられている方法です。
親が頑張って、子供になんども言い聞かせてもうまくいかない時は、この順番が整理されていなかったり、ちぐはぐに教えていることが原因の場合があります。
うまくいかないときは、もう一度行動を細分化し、教える順番を考え直すだけで簡単に解決することもありますよ。
一人でトイレできたら、とにかく褒めるだけ
順行でも、逆行でもいいので、一つ一つの細分化された行動を子供と練習していきましょう。
できた時にはとにかく褒める!失敗しても怒らない!を心がけてくださいね。少しずつ少しずつ教えていくのが結果的に早道になりますよ。
まとめ:1週間で一人でトイレができるようになりました
ウンチを拭くのは拭き残し問題と、健康管理のために確認したいので、今はまだ「ウンチでたよ~」と終わった後に叫んでもらうようにしています。
これで娘のトイレトレーニングは、最大の難関「おねしょ対策」だけとなりました。
順行連鎖化と逆行連鎖化は、いろんな場面で応用できるので覚えておくと便利ですよ。こちらのパズルを教えた記事でも応用していますので是非参考にしてみてください。